6日目の朝はフィレンツェで迎えました。
しかしこの日のフィレンツェは悪天候でしたね。しかも肌寒かったです。
悪天候の為、川は荒れていました。
川沿いを歩いてウフィツィ美術館へ。
この日はまず、当美術館の中を鑑賞をしました。
メディチ家の絵。ウフィツィ美術館と言えば、ルネサンス期当時にフィレンツェを実質的に支配していたメディチ家の歴代美術コレクションを収蔵している施設でもあります。
メディチ家の紋章。ちなみに盾に付いている六つの玉は薬です。
今回の旅行は正露丸を持って来ていた為に、正露丸に見えてしまいました。
市松模様の廊下はチェス盤のようでした。
地味な床に対して天井は絵がびっしりと描かれていて豪華でしたね。
ルネサンス期と言えば、やはりキリスト教の絵画。美術や世界史でお馴染みの絵もありました。しかし、それらを生で見られる日が来る事など昔は予想していませんでしたね。
キリスト教ではなく、ローマ神話がテーマですが、中央にいる妊娠したウェヌスは聖母マリアと被りますね。まさにキリスト教とローマ神話が折衷した一枚。
受胎告知。
キリスト教においては欠かせないエピソードですよね。
生で見ると、格が違う程美しかったです。
左からミカエル、ラファエル、トビアス、ガブリエル。
鎧を着て剣を持って歩くミカエルと、魚を持ったトビアスと話しながら歩くラファエルと百合の花を持ったガブリエルはそれぞれ個性が現れていて良いですね。
ニオベの間。
床も壁も天井も全てが豪華でした。
Part.2に続く。